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ストレスだらけの植物達

促成栽培とか、抑制栽培とか、早く作ったり遅く作ったりして、キュウリやトマト、ナスも今は一年中スーパーにありますよね。
レタスも白菜もキャベツも、もう季節感なんてどこにもない。

今の子供達、キュウリがいつ出来る物かも知らないんですよ。 みなさんはどうですか? 
野菜の旬って知っていますか?

確かに便利になりましたが、だからと言って、いつでも食べればいいというもんじゃないと思うんです。
冬のキュウリと夏のキュウリ、どう違うのでしょうかね。
ちょっとここで野菜達にインタビューしてみましょうか。
彼等はどう答えるんでしょうかね。
逆に答えを聞くのが怖くなっちゃいます。

彼等はきっとこう言うでしょう。

冬のキュウリさん「人間に騙された」「人間に嘘をつかれた」って。
花もそうです。
菊の花、一年中あるし、バラの花だってみ〜んな人間に騙されて育てられているんです。

そんな彼等はストレスだらけ。
現に植物は苛めることによって大きくなったり、花をたくさん咲かせたりするんですよね。
毎日水をあげると植物は子孫繁栄をしなくても生きられる事を知り、必要以上の成長をしません。
逆に水絶ちと言ってある程度水をあげないでいると、危機感を持った植物が花を咲かせて子孫繁栄させようとします。

これと同じように、人間は植物を騙して苛めて育てているんです。
暖かい温室の中はとても環境がいいと思ったら大間違い。

植物達はやはり太陽や空気、そして昼や夜、月もそう、地球と一緒に生きているんです。
自然と共に生きているんです。

人間のエゴでそれを変えては、植物に失礼ですよね。

こんなストレスだらけの野菜や果物を食べたって、健康にはなれません。
季節の違う花をもらって喜んでいる人、花から見たら滑稽ですって。
こんな事してたら、どんどん人間頭がおかしくなってきますよね。
いや、もうおかしくなってるのかも知れませんよ?

 

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