ゼロバランスフォーマット

この大宇宙、そして地球、私たちに携わるすべての物質、すべての命は一定の法則の中に存在する。
たとえば原子核の中の陽子、中性子、電子も物質を作り出す上で、一定の法則に基づいているんです。
大宇宙銀河の回転・地球と月の軌道を見ても、あたかも誰かがどこかでコントロールしているのではないかと思わせるほど、正確にその存在を表しています。
特に生命の誕生や死、そして食物連鎖にも一定の法則が存在します。
鉱物、たとえば水晶やダイヤモンドも一定の法則のものとで形成されます。
やはりこの空間に広がるすべての物を管理するシステム装置が存在すると言った方が、逆に分かりやすいのかもしれませんね。

もっと簡単に分かりやすく言えば、私たちの体も、心や意識以外のところで管理されています。
心臓や呼吸も意識に関係なく動くし、消化や吸収も勝手にやってくれています。
中には、服を着るとかトイレに行くとかお風呂に入るとか、意識して行っているところもありますが、無意識にやっていることに比べればたいしたことではありません。
そして一番大事なことは、その法則に従わなければならないということなのです。

人間は自然界の法則を無視して悪いことをしすぎました。
強制的な命の交配や遺伝子の組み換え、毒ガスや微生物兵器、戦争と化学、電気。
それらは人間の生活のために素晴らしい発展を遂げてきましたが、犯した罪の大きさは計り知れません。
珍しい犬を作るための馬鹿げた交配、野菜も果物も米も肉も、私たちの身近なところにあるほとんどの物が自然界を無視して出来ています。
このままいけば必ず人類は人間が作り上げた社会によって滅びてしまいます。
たった100年足らずの出来事で、しかも人間の欲によって私たちは滅び行く存在になったということなんです。

もし人間がその奢りを捨て、もっと謙虚に自然と共に生きる道があるとすれば、この狂わせてしまった物質情報を元に戻すことです。
しかし、今行っている現状を未来に向けて修復することは不可能です。
ただひとつ考えられるとしたら、それは記憶された情報を本来ある形へフォーマットすることなのです。
要するに、遺伝子に書き込まれた情報を元の情報へと戻せばいいのです。
私は、自然界の法則に則って情報を元に戻すことを『ゼロバランスフォーマット』と名づけました。
情報を消すのではなく、大宇宙の管理システム、ようするに法則に適合した情報へと誘導することです。
私は一つの仮説の中で、すべての物質とすべての生命の法則を現実化しようと思っています。

その法則の一つに水晶を使います。
あの透明できれいな六角形の水晶の中でも、両頭水晶と言って両側が尖った水晶があります。(ハーキーマダイヤモンドなどと呼ばれています)
これは花崗岩の中の僅かな隙間の中で形成されています。
そしてSiO2、酸化ケイ素だけが一定の法則に則り、しかもランダムな要素も加わって一つ一つが個性的に形成されていきます。
このとき彼らにそのように命令する管理情報を持った物質、それが水なのです。
発見された水晶の周りにはもう水は存在していませんが、その水の情報が水晶に記憶されています。
その記憶をある種の水に逆転写し、20億年前の記憶を再現させて現代に蘇らせるのです。
もちろん水晶をただ水につけるだけでは駄目ですが、特殊な方法で行うとその水が出来るのです。
そしてその水の情報と他の物質、生命を遭遇させることによりゼロバランスフォーマットすることができるのです。
瞬間の時間の中で記憶を元に戻し、また現実へと導いてあげることが可能なんです。
ようするに過去の修復をすることが可能になるわけです。

この技術を応用すれば、現在抱えている多くの問題を解決することが出来るかもしれません。
その時に大切なことは、取り除く害的情報と残すべき有効な情報の区別と理解が必要です。
それを教えてくれるのが、自然界の法則の中にある私たち人間と共通の情報を持った生命たちです。


 

<<BACK  NEXT>>