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体と脳を分けて考えてはいけない

なぜ首で神経が交差しているのか、大変不思議ですよね。
脳の右が体の左、体の右が脳の左。きっとその方が都合がいいからそのように進化したのでしょう。

交差することにより全ての情報が一点に集中できるので、小さい脳であっても漏らさず体に情報を伝えることができ、また逆に体から脳への情報伝達ができるのでしょう。 人間の体って本当に凄いですよね。
無駄な仕組みなんて何もないんです。全てが機能的に管理されているんです。

では、脳と体の関係を整理してみましょう。

一つ大きなことは、『脳が体を管理コントロールしている』ということです。
脳は交感神経と副交感神経に分かれており、昼間起きている時は交感神経を使って生活をしています。
よく人間の脳は多く使っている人でも脳全体の十五パーセントぐらいしか使っていない、なんて言われていますね。
もし実際そうだったら残りの八十五パーセントは必要ないものとして退化している筈です。
でも皆さん立派な頭していますよね。

そう、不必要なものなど、ある筈がないのです。
脳みそ全部必要だから、こうして付いているんです。全部使っているんです。
この八十五パーセントの脳は、皆さんが寝ている間に一生懸命動いているんです。
電車の修理だって動いている時は出来ません。
電車を止めてから木槌や金槌で叩いて歩いてネジのゆるみなど探します。

人間も同じように、眠っている時、意識のない時にこの八十五パーセントの脳は体に信号を送って、また返ってくる信号を受け取って故障がないかどうか検査し、もし故障箇所があった場合はリズム信号を送り、その故障箇所の細胞に正確なリズムを刻ませ、正常に導いていくれるのです。
また、細胞の情報が狂っていたならば正しい情報を送り修復していく。

つまり脳は情報とリズムで体を管理しているのです。
だから絶対に脳と体を分けて考えないで下さい。

 

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