素粒子と生命体

すべての生命体は自分の体を管理する上で、たいへん重要なことがあります。
それは体を構成するための物質と、体を維持するためのエネルギーが必要だということです。

体を構成する物質は、与えられた環境の中で。
植物は水・光・土壌・微生物などの恩恵でそれを維持していますし、動物たちは草を食べたり肉を食べたりして肉体を維持しますが、それだけではすべてのエネルギーを説明することは極めて困難なことです。

そこでもう一つ考えられるのが、この大宇宙から無限でクリーン、常に降り注がれている“素粒子”の存在です。
もしこの素粒子を体に取り込んでエネルギーの一部として使っているとすると、すべての辻褄が合ってくるんです。
もちろん太陽から降り注がれる光のエネルギー(光粒子)もかなりの領域をもっていますが、夜、この地球上に降り注がれる素粒子こそ、私たち生命体(植物も動物も微生物)は利用して生きているはずなんです。

地球環境を取り巻くすべてのエネルギー物質を利用することによって、私たちの命は生まれたはずなんです。
それが地球に住む大きな意味なんです。
すべての生命体は素粒子を利用しているし、逆に素粒子がなければ生きられないんです。

素粒子の多くのことは未だ分かってはいませんが、その存在は各機関も認めています。
エネルギー的な存在ではないにしろ、それらの関与によりすべての物質が構成されているはずなんです。
いつかはその全貌が明かされるときが来るかもしれませんが、今はまだ未知の物質に過ぎません。
でも30億年もかけて進化してきた生命体は、何らかの形で関与してきたことと思います。

 

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